Q&Aにて前々回、バブルの質問にお答えいたしましたが、実需である居住用の物件は投資用物件と違い
如何に自分のライフスタイルにあった物件を見つけることが出来るかどうかがポイントになります。
いくら資産性の高い物件でも、4人家族で1Rに住むのは厳しいと思いますし、広さはあっても通勤に1時間半以上かけて毎日満員電車に乗るのは親御さんも、子供さんもつらいと思います。
では限られた予算内で自分たちのライフスタイルにあった物件をチョイスするのに必要なこと、または我慢しなければならないことは何かを家族のコンセンサスと共に決めていかなければなりません。
具体的には希望条件をシートに列記していきます。親御さん、子供さんと、最初は別々に記入し最後に纏める形を取りましょう!
このシートには優先事項3項目とNG事項2項目を記入します。
(例えば)千葉県居住の4人家族のケース
■父(会社員/40歳:勤務先/新橋:年収600万)通勤1時間20分 ■母(アルバイト/40歳:葛飾区:年収100万)通勤50分
■兄(長男:高1/文京区の私立)通学1時間半以上 ■妹(長女:中2/千葉県立)通学30分
※自己資金1,000万円 借入希望4,000万円 計5,000万円の物件購入計画(諸経費込み)
父の優先事項①通勤時間の短縮(最低1時間以内)②築年数10年以内 ③大手分譲:大手施工:大手管理会社
NG①バス便 ②自主管理のマンション
母の優先事項①ダブルオートロックのあるセキュティー重視 ②南面3室でLDK15畳以上 ③買い物が便利な地域(立地条件)
NG①管理状態の悪いマンション ②日当たりの悪い部屋位置 ③繁華街に近いマンション
兄(長男)の優先事項①通学時間30分以内 ②防音設備のある部屋 ③グレードが高いマンション
NG①バス便 ②上下左右の音が気になるマンション ③団地みたいなマンション
妹(長女)の優先事項①友達を呼べるおしゃれなマンション ②ピアノが弾けるマンション ③ペットが飼えるマンション
NG①あか抜けない昔のマンション ②ピアノやペット飼育が出来ないマンション
以上の優先事項を整理、順位付けして5つに絞り込みます。NGは3つに絞り込む。
書き出してみると案外重複または類似しているケースが多いです。
そしてコンセンサスが整ったら物件探しです!
売買か賃貸か迷われている方は両方探すのが良いでしょう。
そして家族のライフスタイルにあった物件があったら迷わず決める!これが大切です!
売買か賃貸かは『買い時かどうかの損得勘定よりも』ライフスタイルに合わせましょう!
但し、損得勘定で言ったら低金利の今がマイホーム購入の最後のチャンスになるかも知れません!
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